収獲を祝うハロウィン、
当たり前の食事への感謝を
少しだけ意識してみる

#273

便利で豊かな暮らしの中で忘れがちなこと。
季節のイベントを思い出すきっかけに。

今日はハロウィン。カボチャにお化け、黒猫に魔女、そして仮装。そんなイメージが定着しているイベント。

でも元々は、秋の収穫を祝う意味合いが強いお祭りだったよう。秋が終わり、冬が始まる節目の意味も。

ハロウィンらしい事をする人も、しない人も。せっかくなら、この機会を自分の日常生活に少し活かしてみては。

当たり前のように食べている、毎日の食事。これは美味しい、これはマズい。これは高い、こっちは安い…。

そんな事は考えても、その食べ物の有難さにいちいち想いを馳せる事は少ないもの。でも、どんな味だろうが、どんな値段だろうが。

選びたい放題、好きなものが好きに食べられる。歴史的に見ても、世界的に見ても、これは決して「当たり前」ではありません。

豊かで便利な暮らしに浸りきっている私たちは、その事を忘れがち。たまに思い出してみるには、何かのきっかけが必要。

秋の収穫が、自分たちの命をつなぐ本当にありがたい恵みとして受け入れられていた時代。それをお祝いするのは、とても理にかなったことだったのでしょう。

同じ気持ちにはなかなかなれなくても。「当たり前」ではない事の有難さを少し意識してみる。

丁寧に生きるとは、そんな小さな事の積み重ねなのかもしれません。




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