前向きな意欲と同時に湧いてくる
否定的な思考に気付いたら、
そっと脇にどけておく

#102

失敗を避ける過剰な自衛機能に振り回されて、
せっかくの意欲を台無しにしないで。

お家時間を活かして、何かしてみよう。こんな時期だからこそ、新しい事を始めてみよう。そんな前向きな意欲をふと感じて、いざ行動しようとすると。

どうせ続かないよな…とか、意味ないかも、楽しくないかも…などなど。頭の中に響く「ちょっと待て」の声たち。

その声に耳を貸して、もうちょっと考えてみよう…などと思っているうちに、すっかり面倒になってしまう。

私たちはこんな風に、自分で自分の行動や可能性を制限しています。<もちろん、何でもかんでも思いついたまま行動すればいいわけではありません。

でもそうやって、せっかくの前向きな意欲をいつも台無しにしてしまう「声」に支配されてしまうのも残念。

こういう否定的な声は、過去の失敗を繰り返さないための脳からの忠告。でも、心配性でとにかくリスクを避けようとする脳のいいなりになっていると、何もできなくなってしまいます。

湧き上がってくる前向きな気持ちに水を差す、否定的な思考に気付いたら。ちょっと距離を置いて、客観的にその声と接してみて。

過去の記憶が忠告しているな、ぐらいに思って、なるほど、ととりあえず聞いておく。そのうえで、どう行動するかは自分の意志で決める。

意識的に繰り返していると、思いついた事を行動に移しやすくなるはず。




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