揚げ物があまり
食べられなくなってきたら、
油の質と鮮度に敏感になる
チャンスと捉えて

#265

揚げ油には毒性物質がいっぱい。
受け付けないのは身体からの正常なサイン

唐揚げやフライドポテト、天ぷらにスナック菓子。みんな大好きな「揚げ物」。

でも最近はたくさん食べられない…と少し寂しく感じている人もいるかも。でもそれは捉え方を変えれば、身体に害のあるものをちゃんと察知できるているということ。

揚げ物が胃にもたれるのは、酸化した油が主原因。古い油、加熱した油は酸化が進み「過酸化脂質」が発生。過酸化脂質は老化、動脈硬化などの原因になるとも言われます。

さらに油を繰り返し加熱すると、過酸化脂質から「アルデヒド」という毒性の高い物質が作られます。服についてとれない油の嫌な臭い、揚げ物を食べた後の「油酔い」はこのアルデヒドのせい。

それだけでなく、アルデヒドはタンパク質や遺伝子を傷つける活性酸素を生みます。また加齢臭の原因にも。

一時的な胃もたれやムカムカだけではなく、身体を深部から傷つけてしまうのです。

コンビニのホットスナック、お店の揚げ物、スナック菓子やドーナツ。これらは何度も油を使い回して高温調理されるため、過酸化脂質もアルデヒドも多量に含まれる食べ物。

ちょっと油の匂いが…などと感じたら、それは身体が正常に反応しているサイン。若い頃は平気だったのに…と嘆く必要はありません。

避けたり、量を減らしたりして毒性物質から身体を守ってあげて。




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