美と健康、感染予防に。
もっと取り入れたい食材②
「お味噌」

#253

腸内環境を整えるだけじゃない。
強力な抗酸化作用を毎日の食卓にもっと取り入れて

日本の伝統食材、お味噌。改めて言われるまでもなく、身体にいいのはわかっている、という人も多いはず。

でももう少し掘り下げてみると、もっと頻繁に摂りたくなるかも。

そもそもお味噌の何が健康に良いのか。発酵食品だから腸内環境を整えてくれる、というのが代表的な答えかも。もちろんそれも一つ。

お味噌は乳酸菌を増やし、小腸を活性化することで腸内環境を整えてくれます。便秘解消にも効果的。

でもそれだけではありません。お味噌に含まれる「メラノイジン」という成分には、非常に強い抗酸化作用が。

細胞の酸化は、あらゆる病気と老化の元。にもかかわらず、とにかく酸化要素が多い現代人の食生活。

毎日の食事に手軽に取り入れられるお味噌の、強力な抗酸化力にあやからない手はありません。

また酸化と同様、現代人の食生活の大きな問題である高血糖にも効果が。メラノイジンは血糖値の上昇も緩やかにしてくれます。

さらにお味噌は、癌の予防にも効果的。特に乳がんは、お味噌をたくさん摂る人ほど発症率が低下することが報告されています。

でも日本人のお味噌消費量はどんどん減少。2000年代は1950年代と比べると半分以下に。

手軽に作れてどんな料理にも合うお味噌汁を、もっと食卓に取り入れませんか。これからの季節はお鍋にもオススメです。




本日のおすすめアイテム

酵母菌が生きている!
無添加生みそ
(赤)

「メラノイジン」が特に多いのは赤味噌など、色の濃い豆味噌。市販のお味噌はカツオエキスや化学調味料で風味を足しているものも多い。こだわるならシンプルな材料を発酵させた本物を。

みそ汁はおかずです
瀬尾 幸子 著

野菜たっぷりで具だくさん、立派なおかずになる。いつもの食材で簡単に、大満足のお味噌汁が毎日作れるレシピ集。料理が苦手な人でも大丈夫。お味噌汁のポジションが格上げされます。




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