「瞑想」や「マインドフルネス」が
具体的に何に役立つのか、
知っておく

#269

細かいメソッドに囚われ過ぎない。
完全な空っぽ状態を目指さない。

「マインドフルネス」や「瞑想」。気になるけれど難しそう。挑戦してみたけど続かない、という人も多いかも。

瞑想のメソッドに関する情報はたくさんあるので、好きな物を選べばOK。でも、正確にやろう!と気負い過ぎると敷居が高くなります。

要するに、何のために何をするのか。細かい事に捉われる前に、そこをざっくり抑えておいた方が取り組みやすいかも。

大切なのは「思考を休ませる」こと。なぜなら、私たちは過剰に頭を働かせ過ぎているから。

一日に6~7万回とも言われる人間の思考。でもすべてが生産的に働いているわけではありません。

むしろ大半は、自動的に生み出されたネガティブな思考。それらは私たちの生産的な行動を阻み、不安や焦りを掻き立てます。

だから、自動走行で余計な事を考え過ぎる脳に「お休み」してもらう。これができればいいだけのこと。ただ、そもそも人間の脳はそう簡単に「お休み」できるようになっていません。

だからこそ、色々な手順を踏んで「お休み」状態を安定して作り出す。様々なメソッドはそのために考え抜かれています。

でも人により、時と場合により「休み」を作り出しやすい状況は違うもの。呼吸に意識を…などと考え過ぎると、もう「休み」にはなれません。

日常的に「ちょっと頭をお休み」のリラックスタイムを設ける、くらいの意識の方がいいかも。完全な空っぽ状態を目指さない事も大事です。




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