「何もしない」という空白を、
ただ経験する時間を
少しだけ作ってみる

#121

いかに自分が自動的な心の反応に
振り回されているか、まずは気付いて。

毎日朝から晩まで動き回っているのに。いつも忙しい、時間が足りない。急かされるように日々が過ぎていくだけ。

そんな虚しさを感じないように、すべての空白を行動で埋めようとする…。多かれ少なかれ私たちは誰も、こんな風に何かをごまかしながら生きているのかもしれません。

これは脳が常にフル回転の状態で、結構疲れるもの。PCを起動しっぱなしだと、メモリがいっぱいになってパフォーマンスが落ちるのと同じ。

その解決法として注目されるのが、マインドフルネスや瞑想。でも、これも人によってはかなり難しいはず。

脳は必死で、自分の仕事をしようとフル稼働し続けています。そこに急ブレーキをかけて、突然「完全静止」を命令しても、そう簡単には休まらないのは当然。

まずはそんな脳の「必死さ」に、客観的に気付いてみて。

電車の中や、家でのリラックスタイム。ほんのわずかな時間でOK。「何もしない」という空白を、意識的に作ってみる。

きっと脳はすぐにソワソワし始めるはず。そしてスマホやテレビのリモコンに手が伸びる。

それを無理に静止するのが目的ではなく。自動的に起きてしまう反応を「あ、始まったな」と意識化することが重要。

自分の行動が、いかに無意識の反応に支配されているか。それに気づくことができれば、徐々にコントロールも容易になるかも。




本日のおすすめアイテム

1日10秒
マインドフルネス

ふとした瞬間、10秒間呼吸に意識を向けるだけでOK。時間をかけて心を整えようとしなくていい。その10秒が少しづつ心を変えていく。本格的なマインドフルネスで挫折した経験のある人にぜひ。

「今、ここ」に
意識を集中する練習

日常生活の中で意識を向けるもの。それを少しだけ意識的変えるだけでマインドフルネスの練習になる。「利き手でない手を使う」「電話が鳴ったら深呼吸」など、できるものから取り入れて。




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