「最悪!」と思ってしまった時、
その判断を意識的に
「保留」してみる

#057

自動的、習慣的な「反応」に振り回されない。
少し視野を広げれば気持ちも楽に。

平凡でありきたりな日々の生活。それでも私たちは、巻き起こる小さな出来事に一喜一憂します。

とは言っても、客観的に自分を観察してみれば。「一喜一憂」の「喜」より「憂」を味わう比率の方が多いかもしれません。

ちょっとした事で、つい口をついて出る「最悪!」という言葉。これは、目の前の出来事に対する「自動的」な反応。習慣的に、無意識で発せられた言葉です。

でも、こんな無意識の瞬間的な判断で発した(考えた)言葉が、あと後まで気分に悪影響を及ぼすことも。言葉は自分で意識している以上に、感情や行動に静かな影響を与えます。

冷静に考えれば、取るに足らなような小さな出来事。何も考えず、そんな些細な事に「最悪!」とつぶやき続ける。そうやって私たちは、わざわざ本当に最悪の気分を作り出しているのかもしれません。

その瞬間は確かに「最悪」と思えても。後から俯瞰すれば大した問題ではなかったり、むしろ良い結果につながっていたり。そんなこともたくさんあります。

思わず「最悪!」と叫びたくなってしまった時。「そうでもないかも」「まあいっか」と、ちょっとその判断を保留する習慣をつけてみませんか。

慣れが必要ですが、大切なのは意識的に思考を切り替えることです。




本日のおすすめアイテム

反応しない練習
あらゆる悩みが消えていく
ブッダの超・合理的な「考え方」

「すべての”苦しみ”は、自分が”反応する”ことから始まっている。それを理解することが、悩みを解決する第一歩」。些細な事に反応し過ぎて疲れてしまっている私たちに、合理的な解決策を提示してくれます。

これも修行のうち。
実践!あらゆる悩みに
「反応しない」生活

「反応しない練習」の著者が教える、あらゆる悩みを解決する日常的な「心の使い方」と「口癖」。不安も怒りもすべて妄想、イヤなことは「自分を磨く」ツール…。意識の切り替えは大事です。




昨日の投稿もチェック!

find more! 他のアイディアもチェック!