2021 / 4 / 1 (THU)
先の事について計画を立て過ぎず、
ある程度流れに任せて
様子を見てみる
#060
考え過ぎて「今」の楽しみをムダにしない。
流れに任せいても案外うまくいく。
美味しいご飯を食べていても。デートや遊びの最中でも。「あれは、これはどうしよう」。頭の中は常に、先の事に対する考えでいっぱい。
だからどんなの事も、夢中になって楽しむことができない。そんな風に私たちは、無意識のうちに思考を支配されて「今」を楽しめずにいます。
そしてどこか満足がいかないまま、今日も明日も過ぎていく…。これではどんなご馳走を、どんなお楽しみを用意しても、結局は同じ不足感に襲われることに。
先の事についてあれこれ考えるのは、働き者の脳が頑張っている証拠。脳はいつだって、未知の事態や危険に備えて、あらゆる手段を講じておかなければ!と必死なのです。
でもこの機能は、ちょっと過剰になりがち。意識的にストップをかけてあげないと疲れ果ててしまいます。
実際のところ、私たちの日常生活はそれほど危険に満ちたものではありません。四六時中、そんなに必死で策を講じ続けなくても、大抵の事はどうにかなるもの。
心配症の脳が暴走して「心ここにあらず」の状態にあることに気付いたら。そんなに心配しなくても大丈夫。とりあえず今ここにあるものを楽しもう。そんな風に言い聞かせてあげて。
自分ですべてをコントロールしようとせず、流れに身を任せてみる。その方がうまくいく場合も結構あることに、段々気付くかもしれません。