2021 / 5 / 27 (THU)
雨の日が続く季節、
免疫システム正常化に必須の
ビタミンDを食事でしっかり摂取
#116
感染と重症化、両方のリスクを大幅低下。
日光が生成する天然ワクチン、ビタミンD。
雨が続くこれからの季節。雨はイヤだけど、日焼けの心配はしなくていいから一安心、という人も多いかも。確かに紫外線は、お肌の老化要因の一つ。
でも太陽の光は、私たちの健康に欠かせないものでもあります。特に身体の免疫機能を守りたい今、お日様の光はとても大切。
免疫機能をしっかり働かせるために欠かせない栄養素の一つ「ビタミンD」は、紫外線が肌にあたる事にで生成されるからです。
新型コロナウイルスの「感染を防ぐ」にも「重症化を防ぐ」にも、ビタミンDが非常に大きな役割を果たすことがわかっています。
血液中のビタミンDが正常値の人は欠乏状態の人に比べ、ウイルス感染の陽性率が50%程度低いというデータも。
また感染後の死亡リスクも、ビタミンDが足りていないと4倍以上に跳ね上がるという研究もあります。
もともと、女性は紫外線対策に熱心なためビタミンDが不足しやすい傾向が。在宅時間が増え、日照時間も減るとなるとなおさらです。
食材ではサケやサバ、マグロなどのお魚。キノコ類や卵も比較的ビタミンDを多く含むと言われています。手軽に使えてレパートリーの幅も広い、ツナ缶もオススメ。
こういった食材をしっかり摂り、必要ならサプリメントでも補給。梅雨が明けて真夏の日差しが降り注ぐまでは、特に意識してみて。