ムリに「感謝」しようと頑張るより、
「嬉しい」という感覚を
大切にしてみて

#126

感謝を自分に強要するより。
自然に湧き上がる「嬉しい」にフォーカスしてみる。

「感謝が大切」とは、よく言われること。これは間違いのない事実。

当たり前の事が当たり前でなくなる経験をした私たち。これまで意識することすらなかった日常の小さな物事も、「ありがたいもの」と噛みしめる機会は増えたはず。

それはとても素晴らしいこと。人間の意識は放っておくと、足りないモノばかり見つけ出します。

それを意識的に切り替え、感謝できる事にフォーカスする。その方が、毎日の生活が充実するに決まっています。

ただ、辛かったり、イヤだったりすることがたくさんあるのに。自分の感覚を無視して「感謝しなければ!」とムリするのも、ちょっと問題。

辛い状況を必要以上に我慢し続けることにもつながりかねません。

そもそも感謝という感情は、頑張ってひねり出すようなものではなく、自然と湧き上がってくるもののはず。

だから、なんでもかんでも「感謝しなければ!」とがんばるより。ささやかでも「嬉しい」という感覚にフォーカスし、大切に味わってみて。

店員さんの感じがよかった。普段より気持ちよく起きられた。その程度の些細な事で十分。

意識しなくても、そんな小さな「嬉しい」をたくさん見つけられるようになれば。その頃には自然に、感謝の気持ちを味わえるようになっているはず。




本日のおすすめアイテム

キラキラ共和国
小川糸 著

生きること、暮らすこと。当たり前の日常と身近な人たちとの関りの中に生まれる哀しみや喜びを繊細に、丁寧に描き出した一冊。日々のささやかな喜びを噛みしめて生きたくなる一冊。

猫の菊ちゃん
湊文 著

保護猫カフェからやってきた猫と老夫婦の日常を、淡々と描いた一冊。ありふれた毎日も、猫ちゃんと一緒に過ごすことで宝物に満ちたものになる。ほっこり幸せな気分にさせてくれます。




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