2021 / 6 / 23 (WED)
熱中症対策に、
健康へのリスクが少ない
手作りのスポーツドリンクを
#143
意識的に避けたい「果糖ブドウ糖液糖」。
無自覚のうちにたくさん摂り過ぎない注意を
そろそろ熱中症が気になり始める時季。昨年に引き続き、マスクを容易にはずせない今年の夏何より小まめな水分補給が大切です。
そこで手が伸びがちなのが、市販のスポーツドリンク。適度な甘みで飲みやすく、熱中症対策に必要なミネラルも摂れる。
どこでも手軽に買える商品ですから、夏場は特に口にする機会も多いはず。とても便利な商品ですが、飲み過ぎには注意を。
市販の多くのスポーツドリンクには「果糖ブドウ糖液糖」という甘味料が多く含まれます。何となく身体に良さそうにも聞こえる名称。
でもこの果糖ブドウ糖液糖は、糖尿病や心臓病など様々な健康リスクの大きさが指摘されています。
またブドウ糖の10倍もの「糖化」力があるため、細胞を劣化させて様々な病気や老化の要因にも。
低コストで使い勝手がよいため、近年様々な市販食品に使用されるようになったこの甘味料。無自覚でいると、いつの間にか大量摂取している可能性が大。
熱中症を防ぐための飲み物が、老化や病気の原因になったのでは本末転倒です。毎日のように飲むのはやめて、安全な手作りのドリンクにシフトしてみて。
岩塩やレモン、クエン酸、マグネシウムなどで簡単に作れます。甘味にはエリスリトールやラカントなど、糖として吸収されない天然甘味料を。
運動をがんばるお子さんにもぜひ。