夏の終わりを感じさせる
小さな光景を、
少し大切に味わってみる

#213

小さな変化を感じやすい季節の変わり目。
うつろう季節を一瞬だけでも味わい愛でてみて

まだ暑い日は続くものの、8月は終わり。夏休みなどずっと昔の記憶、大人になれば8月も9月も関係ない。

とはいえ、何となく夏の終わりを感じて寂しい気分になる人も多いのでは。

そうこう言っているうちに秋が訪れ、次第に寒くなる。流れるように日々が過ぎあっと言う間に年末…。

そうやって一年が過ぎ、次の年が訪れ、また同じ事が繰り返されて年をとる。それも無事に生きられたこそで、決して悪いことではないのかも。

でも、何となくすべてが停滞しているように感じられる今。何気ない毎日を少し丁寧に過ごして時間を重ねる。そんな意識がこれまで以上に前向きな意味を持つはず。

とは言え、慌ただしい毎日の中で一体どうすればそんな事ができるのやら…。特別な事は必要ありません。

季節の変わり目は、日ごとに気候や景色が少しづつ変わっていくもの。その小さな変化を味わい、愛でる。

日が短くなり、虫の声や雲の形が、空気の温度が変わる。少し寂しい気分は、忙しさにかまけて無視してしまいがち。

スマホに夢中で顔も上げずにいると、簡単に見過ごしてしまうささやかな変化。

ただ一瞬、足と心を止めてうつろうその瞬間を味わってみる。その一瞬は「今」という時間だけに生きることができます。

そんな時間を積み重ねられれば、どんな日常も大切に感じられるようになるはず。




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