2021 / 9 / 11 (SAT)
「食欲の秋」は意外と
栄養不足になりがち?
免疫細胞の材料も忘れずに
#223
秋の味覚、食べ過ぎは糖質過多になりがち。
タンパク質と一緒に楽しんで
食欲も衰えがちだった真夏の暑さも一段落。過ごしやすくなって秋の気配が感じられると。そろそろ気になり始めるのが、魅惑的な秋の味覚の数々。
行楽やお出かけがままならない今は特に、食べるのが楽しみ!という人も多いはず。
食事は健康な身体の材料。美味しく食べられるという事は素晴らしいことです。
ただ、自分や家族の身体をこれまで以上に守らなければいけない今。食事の内容に少しの注意も必要です。
栗やお芋、梨やブドウなどの果物に新米、スイーツ。これからの時期に楽しみたい秋の味覚の代表格たち。
美味しくてつい食べ過ぎてしまう…ということも多いのでは。せっかくの季節の味覚ですからしっかり楽しみましょう。
でも、これらはすべて糖質が非常に多い食材。それだけで満腹になってしまうと、身体が何より必要とするタンパク質が摂れなくなります。
人間の身体は60兆個とも言われる細胞でできています。そしてその細胞の主原料はタンパク質。免疫細胞も、肌や髪も同じ。
全身で質のよい細胞を維持するには、毎日新鮮な材料、つまりタンパク質がたっぷり必要。
旬の味覚はしっかり楽しみながらも、お肉や魚、卵も毎食欠かさない工夫を。健康な身体でこそ、ご飯も美味しく食べられます。