人と接することのリスクと、
断絶してしまうことのリスクを
冷静に比較してみる

#228

人との触れ合いで分泌される「幸せホルモン」。
分泌が減ると不安やストレス、免疫力低下も

感染力の強いウイルスに対する不安。すれ違うだけの人すら、恐怖の対象として認識してしまう。

可能な限り人との接触を避けることが「安心」の基準になっている人も多い今。感染症のリスクだけに焦点を合わせるなら、たしかに他人は脅威の対象でしかありません。

でも人間は社会的な生き物。人と触れ合う事は絆を深め、安心感を養うために必須の行為。

「幸せホルモン」とも呼ばれ、ストレス緩和や免疫力アップにも効果があると言われる「オキシトシン」。スキンシップなど、人と触れ合うことで分泌される事はよく知られています。

実際に人に触れることはかなりハードルが高い今。でも、目と目を見つめ合ったり、人に親切にするだけでもオキシトシンは分泌されます。

つまり人とのコミュニケーション全般が「幸せホルモン」の分泌を促すのです。人との接触を避ければ当然、不安やストレスは増大。免疫力の低下にもつながります。

また不安や恐怖といった感情は、思っている以上に他人に伝わるもの。自分がピリピリしていると、家族など身近な人にもそれは伝染し、心身のコンディションに悪影響を与えることも。

不安や恐怖は、極度の緊張で私たちの視野を狭めます。感染症だけがリスクではないのは言うまでもないこと。視野の広さと冷静さも、自分や大切な人を守るためには必要です。




本日のおすすめアイテム

愛は化学物質だった!?
脳の回路にオキシトシンを放出すれば
すべてはハッピー

オキシトシンは「天然の愛の薬」「絆の化学物質」「社会的接着剤」。健康から人間関係、自分磨きまで。あらゆる悩みを解消し幸せをもたらすホルモンを最大限に利用する具体的な方法。

親切は脳に効く

「親切は本人にも幸福感をもたらし、心臓と血管の健康によく、アンチエイジングにもなる」。それは親切によって脳に「オキシトシン」が分泌されるから。読むと親切がしたくなる一冊。




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