2021 / 6 / 11 (FRI)
良質な睡眠で免疫力を高めるため、
目覚めてから「16時間後」を
目安にベッドに
#131
睡眠を誘発し免疫も強化するメラトニン。
分泌を上手にコントロールして
お肌のためにも、健康のためにも「睡眠」が大切。わかってはいるものの。忙しい生活の中では、つい睡眠を犠牲にしてしまいがち。
でも、睡眠は単なる「休息」の時間ではありません。身体は眠っている間に、傷ついた細胞の修復、脳のデトックスなど様々な仕事を行います。
眠りをコントロールする重要なホルモンが「メラトニン」。メラトニンには、免疫細胞の作用を強化する作用も。
また非常に高い抗がん作用、抗酸化作用があることも知られています。
ウイルスから身体を守るためにも、アンチエイジングのためにも。「メラトニン」と上手に付き合うことが大切なのです。
残念ながら、加齢と共にメラトニンの分泌量は減少。でも、工夫次第で分泌をコントロールすることはできます。
例えば、起きる時間と寝る時間。メラトニンは、目覚めてから14時間後に分泌され始め、約2時間で分泌量が最大に。
つまり、起きてから16時間後にはベッドに入って、眠れる体制になっているのが理想。7時に起きたなら、11時には「おやすみなさい」の状態です。
ちょっと早い!と思われるかもしれません。でも、私たちは脳を刺激することばかりに夢中で、大切な睡眠を削り過ぎているのかも。
週に一度だけでも、美と健康のためと思って。スマホやテレビなどの娯楽より、睡眠を優先する日を作ってみて。