2021 / 8 / 29 (SUN)
気持ちを整えたい時は、
しばらく目をつぶって外からの情報を
シャットアウトしてみる
#212
ただ何もせず目を閉じる。
そんな時間を定期的に作ってあげて
穏やかな気分でいたい、と思っても。小さな物事に反応してはアップダウンを繰り返すのが人間の心。
放っておくと、その過剰な反応に振り回されてしまうのは誰でも同じ。可能な範囲で、意識的に「整える」時間を作ってあげることが大事です。
とは言え、常にフル回転で何かを考えようとする私たちの頭。短い時間で休息モードに切り替えるのは簡単ではありません。
気持ちを整えてリラックスする時間をとったのに。気付けばあれこれ考えてしまっていて、少しも休めていない。
これはいかん、と必死で気持ちを落ち着ける。でもうまくいかず段々イライラ。これでは本末転倒。
人間の頭と心は常に動き回ろうとするもの。その動きを止めるのは、そもそも簡単ではない事を覚えておいて。いきなりうまく休めなくても当然です。
まずは、外界からの情報に心が勝手に反応してしまわないよう、目を閉じてみて。
人間は知覚の8割以上を視覚情報に依存しています。目から入ってくる情報をシャットアウトすれば、反応の対象を大幅に減らせます。
それでも過去や未来へと心は彷徨いますが、それでOK。視覚を閉ざしていれば、彷徨っている自分の心に気付く余裕が生まれるはず。
最初から完璧を目指すより、少しづつ慣らす方が建設的。
ただ何もせず目を閉じる。そんな短い時間を定期的にとることから始めてみて。