2021 / 9 / 6 (MON)
必要以上に「戦闘モード」になって、
事態をこじらせている事に
気づいてみる
#218
ストレスは過剰な緊張状態を知らせる警告。
臨戦態勢を解いてリラックスを意識して
ただでさえストレス過多の現代人。おまけに異常な事態が長く続いてる今。誰もが知らず知らずのうち、目に見えないストレスに支配されているのかも。
私たちがストレスを感じるのは、物事が思ったようにいかない時。期待通りでない事態に苛立ち、コントロールを取り戻そうと頑張る。
それで解決すればいいけれど、そうはいかない事も。そうなるとストレスは増すばかり。
人間関係、環境、自分自身…。望み通りにコントロールできる事は限られています。だから一日中理想通りでない物事と格闘し続け、疲弊する。
そうやって格闘している時、私たちの脳は「戦闘」モードに。常に命の危険に晒されていたジャングルで、いつでも敵から逃げられるよう神経を張り詰めていたのと同じ状態。
極度の緊張は、本気で危機に対処するには有効。でも現代の日常生活で、そんな緊張が必要な場面はレア。
それなのに私たちは、些細な事に反応して過剰な戦闘モードを頻繁に起動させています。
この状態では視野が極端に狭くなり、冷静な判断力も低下。結局、頑張ってもがくほど事態をこじらせてしまいます。
思い通りでない現実にストレスを感じたら。まず自分が必要以上の戦闘モードに入っている事に気づいて。
そんなに必死にならなくても、喰われはしない。それくらいの余裕を持った方が、物事はスムーズに運ぶかも。