2021 / 11 / 13 (SAT)
寒い季節も元気に
若々しく過ごすには
「ATP」が必要なことを
知っておいて
#287
食べ物をエネルギーとして使うには
ATPが効率よく作れる身体作りが大切
毎日元気に過ごしたい。いつまでも若々しくいたい。でも結局、どうすればいいのでしょう?
「元気」とはしっかり活動できて、若々しさを保てるエネルギーがあるということ。
気力も大切ですが、人間は食べ物からエネルギーを摂取しなければ身体機能を保てません。でも、ご飯を食べれば即元気!かと言うと、そうでもないもの。
食事から摂るエネルギーと言えば、カロリー。でもカロリーをたくさん摂りさえすれば、それだけ元気になるというわけでもありません。
食べ物から摂取したエネルギーは「ATP」という化合物になって初めて、体内で利用できます。体内のエネルギー通貨とも呼ばれるATP。
運動、思考、新陳代謝など、身体のあらゆる活動のエネルギー源として使えるとても大事なもの。どれだけご飯をたくさ食べても、このATPが効率よく作れなければ元気にはなれません。
ATPを作るのは細胞内のミトコンドリア。ATPをたくさん作るには、ミトコンドリアの数と活性度が重要。
ミトコンドリアの活性化は活力だけでなく、免疫力強化、アンチエイジングにもつながります。そのためには呼吸や運動、睡眠栄養が大切。
特にビタミンB1やB2、パントテン酸、ナイアシンなどのビタミンB群は必須です。
聞き慣れないATPとミトコンドリア。もっと元気な毎日のため、活性化を意識してみて。