2021 / 11 / 30 (TUE)
「ネガティブな感情」=「悪いもの」
という認識を少しづつでも
書き換えてみる
#300
どんな暗く強いネガティブが表れてもOK。
悪い物だと反射的に否定しない練習を
私たちを悩ませるネガティブな感情の数々。怒り、不安、苛立ち、孤独に哀しみ。
どれもイヤなもの。誰だって、できれば感じたくないに決まっています。
いつもポジティブ、何事にも感謝して笑顔で…。それは確かに大切。
でもそれだけが「正しいこと」だと思い過ぎると。ネガティブな感情に対して過剰な拒否反応が生まれたり、それを感じてしまう自分を否定してしまうことも。
物事の感じ方は人それぞれ。繊細で感受性の強い人の場合、些細な事で感情が否定的な方に揺れ動くのは当然。
そのこと自体を否定してしまえば苦しくなるだけ。その場で受け入れるべき感情を否定し抑圧すると、苦しさはさらに増します。
反射的に抵抗し、否定したくなるイヤな感情。それが表れたら、まず「これがあっても、感じてもOK」と自分に許可を出してみて。
いつもポジティブでいるということは、ネガティブな感情を全く感じないということではなく。それが表れても、スムーズに気持ちを切り替えられるということ。
たとえ激しい絶望や殺意が沸いたとしても、笑って受け流せる、それが理想。もちろん、そんな事は簡単にはできません。
だからこそ、まずネガティブな感情を「ダメ」と否定しない練習が大切。考え方のクセを変えていくのは、筋肉を鍛えるのと同じ。少しづつでも続ければ、必ず成果は表れます。