「甘い」=「美味しい」
という感覚を少し意識的に
見直してみる

#244

脳に快感を与え旨味と思い込ませる甘味。
老化や病気予防のためには依存を避けて

食事は健康な身体を作る材料。何を食べるか、食べないかで身体は大きく変わります。

現代の食生活で特に要注意なのが「糖質過多」。白米や小麦、スイーツやスナック菓子、ジュースにアイス。

どれも非常に多くの糖質が含まれていて、ごく普通の食生活を送っているだけでも過剰摂取になりがち。

過剰な糖質は「糖化」、つまり細胞の劣化を進行させます。これはあらゆる病気や老化の原因。

人間が現代ほど多くの糖質を摂取している時代はありません。その原因の一つが「甘味」という味覚の特性。

甘味は脳に強い刺激を与え、快楽を感じさせます。食べ物の味の中で甘味が多いと、口に入れた瞬間に脳がまず「甘い」の信号を受け取ることに。

甘味は本来「食べても大丈夫」というサインで、人間には好ましい味覚。だから脳は「甘い」=「美味しい」と思い込みます。

つまり簡単に「美味しい」と思わせるためには、甘味を増やせばいいのです。お惣菜などでも甘目の味付けが多いのはそのため。

砂糖が高級で滅多に口にできなかった時代と違い、私たちは甘味に慣れています。「甘い」=「美味しい」のトリックに騙され続けていると、さらに甘味に依存するように。

少し意識的に自分の味覚を見直してみた方がいいかも。すべての味覚もしっかり感じられるよう、食事にゆっくり集中するのも一つの方法です。




本日のおすすめアイテム

ヤマモリ 名代
無砂糖でおいしいつゆ

めんつゆなどの調味料も旨味を感じさせやすいよう、多くの甘味料が含まれています。色々な料理に手軽に使えて便利、使用頻度も多い調味料だけにできれば安全性の高いものを選びたい。

砂糖不使用シロップ
ヤシの花蜜
キトゥルハニー

孔雀椰子の花房から蜜を採取して煮詰めた天然甘味料。蜂蜜と比べてもGI値が半分以下で血糖値を上げにくく、身体への負担が少ないのが魅力。そのままでももちろん、加熱もできるのでお料理にも。




昨日の投稿もチェック!

find more! 他のアイディアもチェック!