人間の思考は否定的な方に
傾くのが当然。
「ネガティブな性格」を気に病まないで

#245

気分が落ちるのは部屋が散らかるのと同じ。
その事は否定せず自分のペースで片付けて

前向きでいよう、と思っていても。気付けば心の中は否定的な感情でいっぱい。

すぐネガティブになってしまう自分に嫌気がさし、気分がさらにダウン…。せっかくの前向きな意図が、これではむしろ逆効果。

でももし「ネガティブになってしまう」こと自体を否定する必要がないとしたら。

最悪の気分でも、どれほど否定的な感情が湧き上がっても。「全然OK」と認めてあげられるなら、気分はずっとよくなるはず。

そもそも人間の脳は、常にポジティブでいるようにはできていません。想定し得るあらゆるリスクをシュミレーションし、備えを怠らないよう必死で働き続ける。

そんな脳が生み出す思考は一日に7万回以上、その8割はネガティブなものとも言われます。だから、気付けばネガティブになっているのは当然。

それに物事の感じ方は人それぞれ。大きな感情的挫折を味わった事がある人、生まれつき敏感な人なら特に、思考が否定的な方に傾きやすいのもやむを得ません。

その事自体を責めるのは酷です。生活していればどんな部屋でも多かれ少なかれ散らかるもの。

それを放置し続けるのは問題でも。気がむいた時に自分のペースで片付けられれば支障はないはず。

散らかってしまった事自体を悔んでも、何も始まりません。感情も同じ。ネガティブさを否定して落ち込むのをやめてみて。




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