2021 / 10 / 10 (SUN)
「幸せホルモン」は、
朝の過ごし方次第で
増やせることを知っておく
#252
気持ちだけで頑張っても幸せは感じられない。
セロトニンのしくみを知って上手に付き合って
日々私たちを揺さぶり時に振り回す、形のない「感情」。でも、この掴みどころがない存在も、実は実体のあるモノに左右されています。
それが「ホルモン」。やる気や高揚感はドーパミン。愛情や安心感はオキシトシン。不安や緊張はノルアドレナリンなどによって引き起こされます。
どれだけ自分の意志で「明るく前向きでいよう!」と考えても。脳内のホルモンバランスが整っていなければ、それは無理な話。
もちろん、心の状態を整える努力も大切ではあります。
でもホルモンと心のしくみを理解して、上手に付き合うことができれば。感情の浮き沈みに翻弄され、コントロールを取り戻すのに消耗するエネルギーを節約できるはず。
そして、幸せを感じるために必要なのが「セロトニン」。このセロトニンは、朝の過ごし方次第で増やせる事がわかっています。
有名なのは、朝日を浴びること。さらに一定のリズムで行う軽い運動も有効。
目覚めて1時間以内に、15分程度ウォーキングするとセロトニンは大幅に活性化。曇りや雨の日でも大丈夫。また朝食を摂ることも効果的です。
気持ち的にしんどい時は朝もダラダラ過ごしてしまいがち。でも可能なら、朝の時間を少しだけ有効に使ってみませんか。
無理せず、できる事をできる時に、でOKです。