人間の心は「ホルモン」という
実体あるモノに左右されている
ことを知っておく

#176

感情を左右するのは脳内ホルモンの状態。
様々なアプローチでコントロールが可能

浮き沈みを繰り返しては私たちを翻弄する、心という捉えどころのない存在。日常的に味わう感情も、実は過去の経験などが複雑に絡み合って紡ぎ出されていたりもします。

だからこそ、できれば避けて通りたいイヤな感情も、丁寧に見つめることは大切。

でも一方で。感情の問題をすべて複雑怪奇な心の働きとして捉えてしまうと、ちょっと疲れてしまいます。

心には、もう一つの面が。どんな感情も、作り出しているのは脳。感情は脳内で分泌されるホルモン、神経伝達物質の状態に左右されます。

幸福感や希望を感じるには「セロトニン」、やる気や高揚感には「ドーパミン」が必要。

不安は緊張を感じている時には「ノルアドレナリン」が分泌されています。

感情とは、必ずしも実体のない曖昧模糊たるモノではないのです。そして実体のあるモノには、具体的なアプローチが可能。

例えば「セロトニン」は、朝食を摂る、日光を浴びるなどの行動で。「オキシトシン」は人やペットに触れたり、良い香りを嗅ぐことで増えることがわかっています。

またそれぞれのホルモンは、合成にタンパク質、ビタミンなどの栄養が必要。不足している栄養をしっかり補うだけでも、精神状態が大幅に改善することも。

繊細な心の動きに振り回され疲れてしまう前に。心の実体を学んで、上手にコントロールしましょう。




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