mental

2021 / 7 / 12 (MON)

自分に嫌気がさした時、
他人に扱って欲しいように
自分を扱ってみる

#164

自分を労わり、上手に付き合う。
その術を理想の第三者のイメージから学ぶ

思った通りできなかったり。人と自分を比べてへこんでしまったり。自分に嫌気がさしてしまうことは、誰にでもあります。

そうやって落ち込むこと自体は、別に悪いことではありません。問題はそこからの立ち直り方。

自分を叱咤激励して、前向きに行動できるならそれでOK。

でも何度同じ事を繰り返してもダメだからこそ、うんざりしているのでは。それならアプローチを変えてみた方が生産的。

落ち込んた時、自分の気持ちをすべてさらけ出すことができ、無条件に受け止めてくれる人がいたなら。

その人に、自分をどう扱って欲しいか想像してみて。そしてその通りに自分を扱ってみましょう。

バカバカしく思えるかも。でも自分で自分をケアし、癒すというのはとても大切なこと。

とは言え、いつも自分にダメ出しを続けている私たち。

ダメ出しする「表側」の自分、ダメ出しされる「内側」の自分。その、表と内の自分を仲良く付き合わせる方法がわからなくなっています。

だから、その仲介役を想像上の第三者に委ねてみる。理想の癒しを完璧に実現してもらいましょう。

続けているうちに、その想像上の人物は必要なくなるかも。それはつまり、自分で自分を愛し労わる方法がわかってきたということ。

必要以上に自分を責め、身動きがとれなくなることも少なくなっていくはずです。