一見ネガティブに見える出来事に
意味を持たせ過ぎず、
軽く受け流してみる

#194

反射的な「反応」に振り回されない。
少しだけ冷静になって気持ちを整えて。

毎日穏やかに楽しく生きていたいのに。心に波風を立てるような出来事が起こるのが人生。

些細な事から、深刻な事まで。思わず「最悪!」「やっぱりダメ」と言いたくなる出来事もやって来ます。

起こった事、その現実自体は変えられません。でも、その出来事に対する「認識」は自分の意志で変えることも可能。

自分の望みとは違う現実に遭遇した時、大抵は反射的な抵抗が起こります。それが「最悪!」という反応。でもそれは決して理性的な判断ではありません。

一見イヤな事、最低の出来事に思えても。長い目で見れば大した事ではなかったり、逆に今後の良い展開につながっている事だってあります。

もちろん、その瞬間はそんな風に前向きには捉えられないでしょう。だから無理に考え方を転換しなくてOK。

ただ「最悪の事が起きた」「やっぱりまたダメたった」と感じて落ち込んでしまうなら。それはその出来事に、自分で勝手に意味を持たせてしまった結果だという事に気付いてみて。

それですぐに気分が晴れるわけではなくても。思ったほど大した事じゃない、まあどうにかなるかも、くらいに思えればOK。

反射的、自動的な「反応」に振り回され続けない。その意識的な切り替えに意味があります。




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