2021 / 10 / 20 (WED)
老化と病気を強力に
促進させる「AGEs」の
存在を知っておく
#262
身近な食品に多く含まれる老化物質。
知らずに食べ続けるのは避けて
食材を選ぶ際、健康のために色々気を付けている、という人は多いはず。産地や農薬、コレステロールに塩分。
でも健康への強力なインパクトを持っているのに、比較的ノーマークでスルーされている物もあります。その一つが「老化物質」と呼ばれる「AGEs」。
体内のタンパク質が「糖化」することによって生成され、二度と元のタンパク質には戻りません。
細胞そのものを劣化させるので、糖尿病や動脈硬化、アルツハイマーなどあらゆる病気の原因に。また皮膚を始め、あらゆる老化も促進させるAGEs。
実は大人も子供も大好きな食品に、けた外れに多く含まれています。ハンバーガー、ピザなどのファーストフード。ベーコンやソーセージなどの加工肉。
チーズやバター。ドーナツにワッフル。砂糖や果糖ブドウ糖液糖などの甘味料。唐揚げ、フライドポテトなどの揚げ物。
これらはどれも、AGEsが極めて多く含まれる食品。美味しいから、子供が喜ぶから、手軽だから…。
何かと口にしてしまう機会が多いだけに、そのリスクも知っておくことは大事。ジャンクフードや揚げ物、お菓子やジュースを頻繁に食べれば、その分細胞は著しく劣化、老化します。
すべて避けようと神経質になり過ぎるのもNG。でも無自覚に食べ続けるのと、意識的に選択できるのとで大きな違いがあります。