2021 / 11 / 10 (WED)
炭水化物やお菓子の摂り過ぎは、
冷えや肩こりも悪化させる
ことを知っておいて
#283
過剰な糖質が身体を冷やす。
当たり前の食事の糖質を見直してみて
冷えは美容と健康の大敵。これからの季節、どうしても身体は冷えるもの。血流が悪くなり、肩こりも悪化しがち…という人も多いかも。
寒いうえに、縮こまった姿勢が増える時季。夏と比べれば、血行不良による不調が多くなるのはやむを得ないこと。
でもその症状を緩和する鍵が、普段の「食事」にあるかもしれません。朝はパンやおにぎり。お昼に丼やお蕎麦。夜も白ご飯をしっかり、さらにお菓子をつまみ食い。
多くの人にとって「普通」の、こんな食生活。実は人類がかつて経験したことがない、異常なまでの「糖質過多」状態。
過剰な糖質が引き起こす心身の不調、病気は多岐に渡ります。冷えや肩こりの悪化もその一例。
糖質はエネルギーになって身体を温める、というイメージがあるかも。でも、過剰な糖質は血糖値を急上昇させた後、急降下させます。
これは身体にとって「生命維持の危機」状態。交感神経が緊張し、血管が収縮します。血流が滞ることで冷えや肩こりが悪化する結果に。
身体を温めるには、炭水化物などの糖質よりタンパク質をしっかり摂ることが大事。血行が悪くなり、身体が冷えた状態は言うまでもなく、免疫の低下や様々な病気の温床。
運動や半身浴も、もちろん効果的。でも普段の食事が糖質まみれでは、根本的な改善にはつながらないことを知っておいて。