夕方のイライラや気分の落ち込みは、
心の問題ではなく
お昼ご飯のせいかも?

#063

感情を支配するホルモンバランス。
食事による血糖値変動が安定のカギ。

春は楽しい季節。でも新生活のストレス、自律神経の乱れなどで気分が不安定になりがちな時季でもあります。

ただでさえ不安なことが多い今。小さな変化もないがしろにせず、丁寧に自分をケアしてあげて。

例えば、午後から夕方はイライラする、落ち込む、やる気が出ない…。それはもしかすると、お昼ご飯に原因があるかも。

パスタなど麺類中心のメニューでお腹いっぱい。パンやおにぎりをパクついて終わり。野菜不足だから野菜ジュースをプラス。物足りないからお菓子をつまむ。

実はこれ、気分を不安定にさせ、パフォーマンスも落とすメニューばかり。理由は「血糖値」。実は血糖値は、私たちの感情にも大きく影響します。

空腹で炭水化物中心の食事を摂ると血糖値は急上昇。それを身体が慌てて下げる。ジュースやお菓子でまた血糖値が上がる…。

こうやって血糖値が乱高下する際に、イライラや不安を引き起こすホルモンが分泌されます。「心」の問題と捉えられがちな症状。でも感情を支配しているのは、脳から分泌されるホルモン。

そのホルモンの分泌は、食事の摂り方でもコントロール可能です。炭水化物だけのメニューはできれば避ける。野菜、タンパク質の順で食べ、ご飯は最後に少量。

それを続けるだけでも、血糖値は随分安定するはず。何も知らずに食べているのと、意識してコントロールできるのでは大きな違い。できる事から始めて。




本日のおすすめアイテム

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心の不調を引き起こす
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