2021 / 5 / 12 (WED)
ストイックになり過ぎない、
「なんちゃってグルテンフリー」
生活を楽しんでみる
#101
無意識で食べていると摂り過ぎてしまいがちな小麦。
腸の炎症や免疫システムの不具合の原因に。
お家ご飯の機会が増えた今。自分一人にせよ、家族の分も用意するにせよ。毎食となると、やはりできるだけ手軽に済ませたいもの。
そうなると登場機会が増えがちな「小麦食品」。毎朝のパン。お昼にパスタやうどんなどの麺類。餃子やお好み焼き、揚げ物の衣。ケーキやスナック菓子…。
大人も子供も大好きで、毎日のように口にしている小麦。でも、小麦に含まれる「グルテン」という成分はかなりのクセ者。
健康の要である腸の粘膜に炎症を起こし、様々な不調の原因となります。グルテンの摂取をやめた人には、うつや疲労、湿疹、頭痛、抜け毛など様々な症状のの改善が見られたという報告も。
また、免疫システムの暴走を防ぐTreg細胞を減少させるという研究もあります。ちなみに、今問題のウイルスの重症化は、免疫システムの暴走が原因。
手軽に食べられて美味しい、あらゆるメニューに含まれている小麦。無意識に食べ物を選んでいると過剰摂取になりがち。
完璧なグルテンフリー生活はなかなか難しいもの。でも、ちょっと意識して減らすくらいはできるはず。
欧米では、様々な小麦代替食品が登場しています。色々取り寄せて食べ比べてみるのも楽しいはず。
避けることに神経質になり過ぎず、グルテンカット生活を楽しむ、くらいの意識で始めてみませんか。