ちょっとしんどい時こそ、
毎日の生活を淡々とこなすことを
大切にする

#123

頑張らず、ただ生活を維持する。
そのこと自体が心の回復に役立つことも。

生きていれば誰でも、ちょっとしんどい…と感じることはあります。

辛い出来事があった時はもちろん。こんな状況下では、理由もなくしんどさを感じることがあっても不思議ではありません。

そういう時は、無理しないのが一番。何も理由が見当たらなくても、やはりどこかにちゃんと原因はあります。

自分に発破をかけて無視に頑張るのは、足を痛めているのに気づかずに走り続けるのと同じ。

普段通り走れないどころか。そのまま続ければ、立ち上がることもできなくなるでしょう。

でも、何もせずひたすら休み続けることができる人は限らているはず。

仮にそれができたとしても。「完全オフ」状態は必ずしも、心の回復に最適ではありません。

じっと休み続けると、どんどん自分の殻の中に閉じこもってしまいがち。次に動き出すのにも、多大なエネルギーを要することにもなります。

食べる、片付ける、お風呂に入る…。どんな時でも維持する必要がある、当たり前の生活。それを淡々とこなすことを、大事にしてみて。

いつも以上に家事や仕事を頑張って!ということではありません。

何の生産性もない、ただのルーティンにしか思えないこと。それを維持するだけでも、十分「生きて」いるのです。

暮らしを維持する、そのこと自体がセラピーになることもあります。




本日のおすすめアイテム

夜中にジャムを煮る
– 文庫 –
平松洋子 著

「土鍋でつややかに炊きあがったご飯のありがたみ、甘やかに漂う出来たてのジャムの香り」。作る、食べる。当たり前の小さな喜びが毎日生まれる台所から、その喜びを噛みしめるようなエッセイ。

とにかく散歩いたしましょう
– 文庫 –
小川洋子 著

人気作家の日常、その小さな一コマが彼女ならではの美しい感性で切り取られたエッセイ集。「たとえ何があっても、愛犬と散歩すれば前に進める」。心が疲れている時に読みたい一冊。




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