2021 / 8 / 28 (SAT)
ウイルスに感染した後でも、
必要な栄養補給で身体を
守れる事を知っておく
#211
感染してしまった後もできる事はある。
食欲がなくても栄養はしっかり摂って
毎日ニュースになる感染者の数。いよいよ他人事ではない…と不安な人も多いはず。感染したら、重症化したら…と考えて不安を強める。
これではストレスで免疫力を弱めてしまうだけ。でも実は、もっと前向きな気持ちで、建設的な行動を起こすのに有益な情報もたくさんあります。
例えば感染後でも、免疫機能を活性化する栄養素の摂取で生存率が高まるという報告。
ビタミンDの場合、初めから必要量のビタミンDを摂取していた人がコロナウイルスに感染した場合の生存率は93%以上。
感染後にビタミンDを摂った場合でも、生存率は80%以上と高確率。でも感染後にもビタミンDを摂取しなかった場合、68%まで数値が低下。
身体が弱っている時には食欲が落ちるのが当然。一方で健康な時以上に栄養補給が必要なのも事実です。
ウイルス感染で入院した患者さんの中でも、栄養状態が悪い人は回復に時間がかかるだけでなく合併症のリスクも高いという報告も。
食欲がない時、真っ先に避けられるのがタンパク質。でも免疫細胞が何より必要とするのもタンパク質。サプリメントで補給するなどの工夫が必要。
発熱等の症状もエネルギーの消費量を増やします。
感染してしまったら家で寝て耐えるしかない…というわけではない。それを知っておくだけでも、気持ちが少し変わってくるはず。