無意識のうちに、
自分が自分に対してかけている
言葉を意識化してみる

#185

無意識のうちに発しているメッセージで
自分を否定し続けていることに気付いて。

家事や仕事をしながら、TVやスマホを見ながら。常に「何か」を考えている私たち。

私たちの頭は延々とおしゃべりし続けているのです。そして心は、その声をずっと聴き続けています。

例えば、何かがうまくいかなくてイライラしている時。

「こんな事もできないなんて」「私はいつも失敗ばかり」イライラという感情に隠れて、こんな言葉が溢れ出しているはず。

また、誰かを羨ましく思っている時。

「ああなりたいのに、自分にはアレもコレも足りない」「私には絶対無理」心が聞かされているのは、こんな言葉たち。

つまり私たちは無意識のうちに、驚くほど多くの否定的な言葉を自分自身に浴びせかけているのです。心が萎え、自信も元気も無くしてしまうのは当然。

前向きな気持ちで何かに挑戦しようと意気込んでも。意欲が持続しない、すぐ挫折してしまう。それは自分に能力や根気がなくて「ダメ」だからではなく。

四六時中、自分で自分に「あなたはダメ」というメッセージを送り続けていたからかも。

だから自分の意志とは裏腹に、少しのつまづきで、心の奥から「やっぱり私はダメなんだ」という諦めと絶望が溢れ出してしまうのです。

そして「やっぱりダメ」という事実を塗り重ねる。意識的にストップしない限り永久に続く、この負のループ。

まずは自分が何を考えているのか、意識的に「気付く」ことが第一歩です。




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