2021 / 9 / 8 (WED)
秋の花粉症対策にも美肌対策にも。
「干しタマネギ」で
抗酸化成分をしっかり摂取
#220
玉ねぎに含まれるポリフェノール「ケルセチン」。
ヒスタミンの働きを抑える薬と同様の効果が。
夏の暑さが落ち着き、少し涼しくなって一安心…と思っていたら。そろそろ秋花粉が気になる、という人もいるのでは。
マスク生活、人前でのクシャミや咳にも気をつかう今。ただでさえ辛い症状をできるだけ軽く押さえたいもの。
飲み薬は確かに効果がありますが、眠くなるなどの副作用も。花粉症などのアレルギー症状を抑える薬は、「ヒスタミン」という物質の働きを抑制するものがほとんど。
実は同じ効果がある成分が、身近な野菜にたくさん含まれています。それが玉ねぎに多く含まれる「ケルセチン」というポリフェノールの一種。
もちろん眠くなったりはしません。さらにケルセチンには、シミやシワを予防する美肌効果、アンチエイジング効果も。
玉ねぎの皮に特に多いと言われていますが、皮は食べないのが普通。でも中の白い部分も、日光に当てることでケルセチンの量が飛躍的に増えることがわかっています。
方法は簡単、皮をむいた状態で丸ごと天日干しにするだけ。一週間でケルセチンの含有量は3倍以上にも。
干した玉ねぎは加熱しても生で食べてもOK。煮汁に溶けだした栄養素も効率よく摂取できるスープやお味噌汁は特にオススメ。
症状がひどくなる前の今の時季から、始めてみて。