mental

2021 / 9 / 15 (WED)

「自分の理想像」を
妄想できるだけの、
心の余裕を大切にしておく

#227

慌ただしい日常に埋没し過ぎないで。
憧れや理想を持つことは成長の条件

あっという間に過ぎていく月日。毎日たくさんの仕事をこなし、疲れて眠る。そしてまた同じような一日の繰り返し。

さらに行動が制限され、息抜きのための楽しみもままらない今。ますます精彩を欠いた日々に埋没しているうちに時間だけが過ぎる…。

目の前の事をこなし、目先の不安に対処するだけで精一杯の毎日を送っていると。

張り合いのない日々の連続で、気付けば年だけ重ねてしまった。そんな空虚な気持ちに襲われかねません。

世の中が混乱している今だからこそ、自分の人生の手綱を自分でしっかり握っておく意識が必要です。

生きている限り人間は成長するもの。時間は、ただ経過するに身を任せていると「老い」しか運んできません。

でも、ほんの少しでも憧れや理想に向かう意図を持つなら。積み重ねた時間はどんなものであれ、成長につながります。

だから、理想や憧れを抱くことはとても大切。実現しそうもない夢を抱いて妄想を膨らませるなど、何の役にも立たない馬鹿げた事に思えるかも。

もちろん、妄想に埋もれて現実を見失っては問題。でも地に足をつけて生きるのと、日常に呑み込まれて夢を抱く余裕すら失ってしまうのとは別の事。

自分の理想像を妄想する気さえ起きなくなっているなら。それは疲れ過ぎの証拠。心に余裕を取り戻すための息抜きを自分に許してあげて。