2021 / 5 / 26 (WED)
一人で過ごす機会が多い今だから、
あえて「自分のキャラじゃない」
ことを試してみる
#115
固定化してしまった「自分像」。
揺らぎを与えて可能性を拡げてあげて。
思うように人と会えない期間が長く続いている今。一人で過ごさざるを得ない時間が増えている人も多いはず。
社会的な生き物である人にとって、これはそれなりのストレス。
でも、少し見方を変えれば。人との関りの中で作り上げてしまった「自分」という凝り固まったイメージに、少しの揺らぎを与えてあげるチャンスとも言えます。
私たちが社会的な生き物であるということは。常に誰かとの関りの中で「自分」の存在を確認するということ。
同時に、それぞれの関りに適合できるよう、無意識のうちに「自分」を調整し続ける、ということでもあります。
この「調整」が行き過ぎ、本来の自分と、作り上げられてしまった「自分」像とがどんどんズレてしまうと。
当たり前の生活を送っているだけでひどく疲れる。一生懸命生きているはずなのに虚無感に襲われる、といったことにも。
でも今の時期にあえて、本来の自分って何…と深刻に考える必要はありません。少しの冒険を楽しんでみて。
「自分のキャラじゃない」と思えることに、あえて挑戦してみる。見た目を変えること、行動や選択、何でもOK。
一見、無意味な遊びに思えても。そんな小さな冒険が、硬直した「自分」というイメージを少し解きほぐしてくれるかもしれません。