physical

2021 / 7 / 11 (SUN)

毎日の食卓に
「低糖質食品」を
上手に取り入れてみる

#163

人間の身体は糖質過剰への対応が苦手。
内臓が疲れ切って様々な不調の原因に。

朝はパンやおにぎり。お昼に麺類、午後にお菓子をパクリ。夜は白米をおかわり…。

いたって普通の食生活のように思えるかもしれません。でもこれが日常的に続くと、かなりの「糖質過剰」に。

ダイエット中や糖尿病じゃないから関係ない、と思われるかも。でも糖質過多の影響は、肥満や糖尿病だけにとどまりません。

なかなか抜けない疲れ、さらにはメンタル面の不調。いずれも、糖質の摂り過ぎが原因の可能性が。

長い時間をかけ、飢餓に耐えられるよう進化した人間の身体。でも今は、歴史的に見れば異常なまでの飽食、糖質過剰。

飢餓には強い人間の身体も、糖質の摂り過ぎは対処が苦手。

糖質によって上がった血糖値を下げるただ一つのホルモン、インスリンが常に分泌され続けることで、すい臓を始めとする内臓が疲れきってしまいます。

これによって様々な不調が起こることに。

とは言え、炭水化物中心の食生活を突然変えるのは難しいもの。食事は毎日のことですから、ストレスなくできることから始める方が挫折がありません。

最近では麺類やパンなど、低糖質にこだわった食品もたくさん販売されています。上手に取り入れて、摂り過ぎていた糖質を少しづつ減らしてみて。

リスクを理解したうえで意識的にコントロールするのと、無自覚に食べ続けるのでは大きな違いです。