2021 / 7 / 16 (FRI)
一人で食べる時も
「いただきます」と「ごちそうさま」
は忘れず、丁寧に
#168
毎回の食事をきちんと楽しむ。
小さな事から生活の満足感を高めていって
大勢で食事を楽しむ機会は大幅に減少。家でも、外でも一人でご飯を食べることが増えて久しい今。
この状況にも慣れ、淡々と食事を済ませる日々が続いている人も多いのでは。一人でとなると、どうしてもバタバタとなし崩しの食事になってしまいがち。
とりあえず適当に食べ物を準備して、テレビを見ながら口に詰め込む。食事が運ばれてきても、食べる間もスマホから目を離さずモグモグ食べる。
いつ食べ始め、食べ終わったのかもよくわからないままの「ながら食べ」が習慣化していませんか。
満足感がないから、食後でお菓子やアイスに手を伸ばす。今食べているものには目を向けず、もっと美味しそうなモノを求めて次々情報を漁る。
そうやって私たちは次々に「ここにはない何か」を求め続けているのかも。満たされない食欲は、結局どんな食べ物でも埋めることができないまま。
こんな状況から抜け出すため、簡単なアクションが役立ちます。
子供の頃から慣れ親しんだ「いただきます」と「ごちそうさま」。一人で食べる時も、せめてこの二つの言葉だけは意識的に、丁寧に唱えてみて。
口に出さなくても構いません。食事の始まりと終わりをきちんと区切る。目の前の食事のありがたみを意識し、楽しむ。
当たり前のことを、もう一度ちゃんとやってみるのにはよい機会です。