一人で食べる時も
「いただきます」と「ごちそうさま」
は忘れず、丁寧に

#168

毎回の食事をきちんと楽しむ。
小さな事から生活の満足感を高めていって

大勢で食事を楽しむ機会は大幅に減少。家でも、外でも一人でご飯を食べることが増えて久しい今。

この状況にも慣れ、淡々と食事を済ませる日々が続いている人も多いのでは。一人でとなると、どうしてもバタバタとなし崩しの食事になってしまいがち。

とりあえず適当に食べ物を準備して、テレビを見ながら口に詰め込む。食事が運ばれてきても、食べる間もスマホから目を離さずモグモグ食べる。

いつ食べ始め、食べ終わったのかもよくわからないままの「ながら食べ」が習慣化していませんか。

満足感がないから、食後でお菓子やアイスに手を伸ばす。今食べているものには目を向けず、もっと美味しそうなモノを求めて次々情報を漁る。

そうやって私たちは次々に「ここにはない何か」を求め続けているのかも。満たされない食欲は、結局どんな食べ物でも埋めることができないまま。

こんな状況から抜け出すため、簡単なアクションが役立ちます。

子供の頃から慣れ親しんだ「いただきます」と「ごちそうさま」。一人で食べる時も、せめてこの二つの言葉だけは意識的に、丁寧に唱えてみて。

口に出さなくても構いません。食事の始まりと終わりをきちんと区切る。目の前の食事のありがたみを意識し、楽しむ。

当たり前のことを、もう一度ちゃんとやってみるのにはよい機会です。




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おむすびの祈り
「森のイスキア」
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丁寧に、心をこめて握られた初女さんのおむすび。たった一つのおむすびが、それを食べた人を救い、生きる意欲を与える力を持っていた。食べること、作ることの大切さと尊さを思い知らされます。

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