2021 / 7 / 21 (WED)
「イライラしてしまう」のと
「イライラし続ける」のは
全く別の事と理解する
#173
イラっとしてしまってもOK。
その後で自分の気持ちを切り替える意図が大切
イライラが好きな人などいないはず。でもつい些細な事に反応してしまい、またイライラ。
そして同じ事を繰り返してしまう自分にウンザリ…。イライラしたくない、しないでおこう、と考える前向きな思考はとても大切。
なのに、それが失敗してさらにイヤな気分に陥る。これでは悪循環。せっかくの前向きな意図もムダになってしまいます。
少し考え方を変えてみて。何かに反応して、イラっとしてしまうこと自体をダメだと思わないで。
苛立ちに限らず、感情というのは気づいた時にはもう心に湧き上がっているもの。それを止めようとしてムリな話。
どんな感情も、それ自体に罪はありません。問題は、イライラを「感知」した後。
それに巻き込まれてイライラをひきずり続けるのか。自分の意志で気持ちを切り替えようとするのか。
後者を選んでも、すぐ気持ちをスッキリ切り替えられはしないでしょう。それでも、両者には大きな違いがあります。
人間の心は放っておくと好き放題に暴れ回るもの。少し距離を置き、客観的に見つめる「もう一人の自分」を意図的に起動させる。
これが上手くできると、イライラに巻き込まれる事は少なくなるはず。
初めは、距離を置くのが難しくて当然。だからこそ、自分の意志で「巻き込まれない」方を選択し続けることが大事。
イラっとしてしまった時、思い出してみて。