自分を厳しく律するのと、
温かく見守るのと、
どちらが効果的か実験してみる

#191

自分を叱りつけても何も解決しないなら。
思い切ってアプローチを変えてみて

何気なく生きているように見えても。誰しも人生に、小さな目標を持つもの。

キレイになりたい、成功したい。そんな明確な向上心として表れるものだけではありません。

家事がもっとスムーズにできればいいのに。もっと優しいお母さんになりたい。

そんな漠然としたものも、心は立派な目標と見なし、そこに向かおうとします。でも何事も、そう直線的には結果が出ないもの。

ダイエットしてたのにまた食べちゃった。もう怒鳴らないと決めてたのに、今日もやってしまった。よくある事です。

そんな時は「やってしまった」自分にウンザリしてしまうもの。「ダメでしょ!」と厳しく言葉をかけ、気を引き締める。

それで次からうまく行くのであればOK。でもいくら自分を叱っても、また同じ事を繰り返すなら。アプローチを変えてみる方が建設的かも。

誰でも「水を飲む」と決めれば飲めます。もしそれができないのなら何らかの理由があるはず。それを叱りつけても何の解決にもなりません。

他の事も同じかも。「やってしまう」「できない」理由があるのに。それを無視して厳しい態度を取り続けても、何も改善しないでしょう。

何度自分に言い聞かせてもうまくいかなかったなら。思い切って自分を責めるのをやめてみる。そして温かい気持ちで自分に寄り添ってみる。

しばらく続けて、何が起こるが観察してみませんか。




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